-Top Message-
“美しくていい。”
beautiful reason is primitive.
beautiful reason is unconscious.
beautiul reason is innocent.
<J・M・G・ル・クレジオ>
美は奇蹟でもなければ、偶然の結果でもない。
美とは、世界と浸透しあうことであり、世界に対する優しさだ。
美は支配せず、消耗させもしない。
美にとって、仮面をかぶったり金属の皮をまとったり合成樹脂の眼を持ったりすることが何の役に立とうか。
- Beautiful Reason is you.-
美しくていい。
風を詠み大海原を渡る鳥も、ひとふきの風の下で遊ぶサーファーも。
コンクリートの上を誇らしげに歩くハイヒールの音も、深夜に灯る薄暗いバーの灯りも。
寒さを凌ぐ冬の草花も、寒さから逃れ暖炉にあたる雪国の人達も。
何者にも支配することのできないこの美しさは、きっともう完成されているんだと思う。
だからこそ、美しくていい。
それだけでいい。
沢田いくみ
ステンドグラス作家
1984年生。2003年よりアメリカにてスタジオアートを学ぶ。「主張的なデザインではなく、日常生活に溶け込むステンドグラス」をコンセプトとし、“the day - play concept store -”(宮城県仙台市・河原町)を拠点にオーダーメイド、オリジナル作品の制作を手掛けている。各種業界からの発注制作、百貨店での企画展開催、その他テレビドラマへの美術協力等。
御提案するステンドグラス作品で使用するアートガラスは、すべてガラス職人のハンドロールで作られます。そのため、1枚1枚に、色の入り具合、流れ、厚み等の個性があり、まったく同じガラスは存在しません。そして、様々な色の混ざり合ったガラスの中で、1番に作品に合った部分を贅沢に切り取ります。真新しいガラスも、中心部の色合いが美しければ、迷うことなく中心部から使用するのです。ガラスの端から順に切り取って製作を進めるほうが、ビジネスにおけるコストパフォーマンスは遥かに上がります。しかし、それでは決して美しい仕上がりになりません。“ガラスのどの部分を使用するか”、その判断がステンドグラスの美しさを最大限にひき出す鍵となり、最終的な仕上がりを大きく左右します。それこそが、完成品の複製が不可能とも言える最大の理由です。
(Japan Week) 沢田いくみ/ステンドグラス 2015 spring production. "Beautiful Reason."
販売会場 : 仙台 • 藤崎大町館4F (住所)〒980-8352 宮城県仙台市青葉区一番町3-2-17
開催期間 : 2015年3月6日(金) - 11日(水) 10:00-19:00 <最終日 18:00まで>
-picture of the scene-
“Japan Week” 知って欲しい、日本のいいもの。 (ショーウインドウ展示期間 : 3/1 ⇒ 3/11)
所在地 : 〒984-0816 宮城県仙台市若林区河原町1-5-41 (the day - play concept store)
TEL/FAX : 022-395-9861 (10:00-19:30 水曜定休) sawada@playforlives.com