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 １０月１２日に結婚式を迎えるご夫婦から、
式のお土産の依頼を頂きました。

だんな様のご希望で、小ぶりのサンキャッチャーを30個製作しました。
クリスタルの部分はお二人に好きな色を選んでいただき、
上部に取り付けたガラスの部分は全て違う色で製作。
結婚式は一度きり、特別な日。
その「特別」の余韻をお持ち帰りいただきたくて、30個作っても「この世にひとつ」を目指しました。

大量生産で安くてありふれたものなら、待たずにすぐ手に入りますが、
1ヶ月2ヶ月お待ちいただいても、手の込んだ「特別」をお渡ししたいという
素敵な価値観をお持ちのご夫婦です。

幸福のお守りとしても知られるサンキャッチャー
新たな家庭を築かれる新郎新婦はもちろん、
受け取った皆様にも、最高のHappyが訪れますように―。

2ヶ月の期間を経て

出来上がりました。

the day


コパーテープ技法の細かさを最大限に活かしたアールヌーボーを思わせるデザインに、

透明感のある日本的で落ち着いた色合いをあわせました。

かっこいいが素敵

そんな作品を目指して出来上がった看板は、太陽の光を浴びて輝きます。

さぁ、次の作品もがんばろう。

１０月に結婚式を迎えるご夫婦からのご依頼。

ウェルカムボードにも使えるフォトフレームです。

奥様の好きな黄色のグラデーションで統一しました。

元気なご夫婦にぴったりのイメージで、可愛らしい。

そのほか、結婚式の際に配るお土産もご依頼いただき、

ご相談の結果、サンキャッチャーを製作することになりました。

お二人の門出をステンドグラスでお祝いできてとても光栄です。

末永い幸せを、心からお祈りしています。

ご注文、ありがとうございました！

ステンドグラスの製作工程でどこが一番好き？
と、聞かれることが結構よくあります。
いつも答えに詰まります。

ここでワクワクする！とか、どきどきする！とか、
際立ってあるわけではありません。まぁ、私の場合。

デザインでは頭が痛くなるほど悩みますが、
そっから先の製作工程は、たんたんと、ひたすらって感じです。
それでよくやっていられるね。っていうのがよく聞かれる反応です。

私は登山はしませんが、
山を登るのってこんな感じなのではないかなぁと想像してます。
登りきらないと見られない景色、感じられない空気、得られない経験、
それがあるから登るんじゃないかと。
私のステンドグラスはそんな感じ。
製作の間はひたすら上り続けてる。その頂上を見たいがためだけに。
何百時間をひとつの作品に捧げる。その完成が見たいがためだけに。

という思いつきで始まった看板プロジェクト。

オーダーメイドのお仕事ではなかなか味わえない、
予算無制限（ある程度）・期限無制限（ある程度）・デザイン無制限（ある程度）の製作に
てんやわんやでデザインに3週間かかり・・・・
型紙取りに4日かかり・・・・
気がつけば横幅約１ｍのなかなかの大物に。
ピースは1000ピース近くなっていました。

これ、いくら？って聞かれたらなんて答えればいい？って店長に聞かれ、
考えるのも末恐ろしいなぁと思いながら、やっとガラスカットです。