この先、何十年後、何百年後かには、空を車が走り、全ての家事をロボットがこなし、無菌状態のような空間に暮らし、時空すらも操り、テレパシーのような伝達方法で人は会話を行っているのかもしれません。その風景の中で育つ人も、また人なんだと思います。
しかしながら、大地を踏みしめ、空を眺め、潮の流れに身を任せていると、自然との触れ合いにこそ生命の本質があるのではないかと感じずにはいられません。地球があるからこそ、人が生きていられるのだから。
ルドルフ・シュタイナーの理論に支えられ、マイスター達が手掛けるこの製品達は、親が子に与え、子が育ち、その役目を終えても、また孫の手元へと届くことでしょう。使い込む毎に味わいが増すその風合いは、末永く愛していただける逸品ばかりです。
「ドライブラッター from Germany」
自然な形態を活かして作られるドイツのドライブラッター社が手掛ける「お山のつみ木」。再生可能な森林から得られるニレ、ブナ、ハン、白樺、柳など多種類の木が使われ、亜麻仁油を使って仕上げています。これらは、どの一片をとっても、二つと同じものがありません。答えは与えられるものではなく、自らが生み出すもの。自然の中から育まれる、そんな大切な姿勢を教えられているような気がします。
「デブレスカ from Sweden」
スウェーデンの森からやってきた白木の車や汽車。車の本体はマツ材、車輪はシラカバ材を使用し、亜麻仁油仕上げ。使い続けるうちに飴色に変化するその様は、おもちゃとしての役目が終わっても、遊んだ記憶が残るインテリアとして飾られ、また孫の手へと渡っていくことに違いありません。
「シュトックマー from Germany」
シュトックマーの製品は、EN71やJIS規格等が規定する有害物質限界値よりもはるかに厳しい食品規格に従って製造されています。使用する着用剤は完全に無害で溶け出したりせず、色彩が鮮やかで、半透明であり、耐熱であり、定着性が高く、褪色しないという厳しい基準から選択。色素以外の残りの配合成分も高い品質基準に見合うものが求められ、無害性が検証されています。蜜ろうもまた、世界各地の汚染されていない環境の蜜ろうを使用し、定期的に検査を実施することで、常に安全に無害であることを保証できるようにしています。