日本の食卓には、漆の器がよく似合う。
普段の生活で気取らず使える漆器が、福島県・喜多方にあるんです。
芦名時代・天文年間に始まった喜多方漆器。
寛永年間の創業以来、日用漆器としての歴史を刻む「北見八郎平商店」。
漆には、喜多方市が栽培する地場産の漆をふんだんに使用。
市内の全小中学校で使用される「喜多方給食椀」や、土地の香りが漂う「喜多方ラーメン箸」。
ソファで寛ぎながら気兼ねなく使えるお皿、多用鉢、コーヒーカップや刳り貫きのスプーン。
他では見ることができない風土豊かなコレクションは、今なお地元民に親しまれ続けています。
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喜多方産ウルシについて
会津の漆器は、天正18年(1590年)、藩主として会津に来た蒲生氏郷が彼の出生地であった近江国(滋賀県)から、多くの木地師、塗り師の職人を招き、農閑期の副業として奨励保護したのが始まりであると言われています。武家社会で培われた伝統や技術が、ここ会津喜多方の風土で育まれ、400年の歴史とともに今に受け継がれています。漆器産業の振興発展を目的として、良質ウルシ安定供給の確立を図るため、喜多方市が昭和54年度から漆の栽培を開始。 平成10年からは、喜多方産ウルシを使用した食器を導入し、現在では市内の全小中学校で約4000セットの漆器が活用されています。