約7か月間かけたプロジェクト、''Lexus New Takumi Project 2017''のプレゼンテーションが17日に開催されました(東京・日本橋)。
私は、宮城県石巻市雄勝町の名産品「雄勝硯」に使われる、雄勝玄昌石を使ったステンドグラスのランプを製作。お話を頂いてから様々な不安がある中、メンターの下川一哉さんから「このプロジェクトは挑戦する場。まずはやってみたいと思うことからやってみよう」と言葉を頂いて、臆せずチャレンジすることが出来ました。そして同時に、この機会に他県の匠から多くを学びたいと意欲も湧いてきました。
製作に関しては、出来たこともあり諦めなければいけないこともありで、山あり谷ありの道中でしたが、今の自分に出来る「挑戦」はできたと思います。この7か月間、作り出す作品そのものへの責任も苦悩も喜びもひしひしと感じてきましたが、結局はすべて自分を見つめ直す作業だったのだなと実感しています。
プロジェクトを主催してくださったLEXUSの皆さん、実行していただいた事務局の皆さん、アトリエに来て応援してくださる販売店の皆さん、いつも寄り添ってくださる新聞社の方々、多くのアドバイスをくださった下川さんはじめメンター・サポートメンバーの方々、誠にありがとうございました。
私の無理難題に果敢に挑戦してくださった雄勝硯組合の皆さん、東北工大の皆さん、いつもいつもバックアップしてくださる地元百貨店の皆様、二つ返事で写真撮りにご協力してくださる関係者の皆様、本当に感謝感謝です。プレゼンテーション当日にも、活動拠点の仙台から、たくさんの関係者の皆様が足を運んでくださり、本当にありがとうございました。
プロジェクトが終わっても刺激と勇気と笑顔をくれる他県の匠たちに出会えたのは何よりの幸せです。これからもよろしくお願いします。
溢れる思いはまだまだありますが、それはこれからの製作に存分に反映していきます。
感謝を込めて。